2023/05/02

メルマガ 2023年5月号

5月になり、暖かい日が増えました。夏日になるような日もあり、暑さに慣れていない今は特に熱中症に注意が必要です。お出かけする機会も増える頃ですので、朝晩の寒暖差と熱中症、紫外線に気を付けながら、元気に乗り切りましょう!!

今月のメルマガは以下の3記事になります

「長く、複雑に、使いまわさない」を守って安全なパスワードを。

今年1月のメールサービス移転の際は、パスワード変更等にご協力いただき、ありがとうございました。
今回移転した新たなメールサービスにおいては、セキュリティ強化の一環として、8桁以上、かつメールアドレスなどから類推できない複雑なパスワードを設定していただくようにお願いしております。
類推されやすいパスワードを登録された場合は、WEBMCでご登録いただけても、サーバー側でパスワード要件を満たせずに登録が行えず、こちらから再登録をお願いする場合もございます。


当社メールサービスをご利用のお客様で、WEBMCからメールアカウントの設定を行っていただく際は、以下の点に気を付けください。


  • ・メールアドレスに使われている文字列をそのまま使わない
  • ・類推しやすい単語や文字列は使わない
  • ・大文字小文字、数字や特定の記号(!#%+-?)を混ぜた複雑なものにする

とはいえ、どうすれば複雑になるか考えるのも大変ですよね。
WEBMCのアカウント設定画面には、要件を満たすパスワード自動生成ボタンがついておりますので、ぜひご利用ください。





なぜ複雑なパスワードにしなければいけないの?


万が一登録したパスワードが破られてしまった場合、悪意のある第三者などがそのメールアカウントを利用し不特定多数への迷惑メールの送付に利用される可能性が非常に高くなります。機械的に1分間に何百通も送るため、届かなかったりしたことによるリターンメールが大量に届く、ウィルスなどの悪意のあるプログラムが仕込まれたメールが大量に届く、そこからウィルスに感染して大きな被害を被る危険があります。
ネットワーク上の他の端末にも感染が広がってしまうと、個人情報やお取引先様との重要なメールのやり取りが漏洩するなど、取り返しのつかないことにもなりかねないので、各々がパスワードという入口で脅威をシャットアウトしてしまうのが最も簡単で確実です。


内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が公開している『インターネットの安全・安心ハンドブック』にもパスワードに関する注意事項が書かれています。

パスワードを破る方法として、

  • ブルートフォースアタック:一文字ずつ順番に文字を変えながら総当たりで試して解読する方法
  • 辞書攻撃:パスワードでよく使われる単語を使って試す方法
  • リスト型攻撃(アカウントリスト / パスワードリスト攻撃):名前やIDとパスワードの流出リストを使う

があります。


その対策として、『インターネットの安全・安心ハンドブック』の中では、

パスワードは できるだけ長く 複雑にして 使いまわさない

という3原則が強調されています。


他のパスワードに関する情報が書かれているサイトでも「ブルートフォース攻撃に関しては、英文字7桁の場合、0.3秒であっという間に解読されてしまうが、英文字13桁にすることで、解読時間は200年になる」という記述や「一見解読されやすそうな意味のある文字列でも、大文字小文字を組み合わせた上に、一文字抜かしたり、英文字を数字で代用(「o」→「0」)したりして、意図的にスペルミスを混入することでリスクを大幅に減らすこともできる」という記述があり、この3原則を守ることがいかに重要かがわかります。


まずはその3原則を守り、強固なパスワードで安心して利用できるようにしましょう。

キャッシュレス使っていますか?

新型コロナウィルスが流行した際、非接触が求められるようになり、かなりキャッシュレスが進んだように感じています。 実際は、経済産業省の公開している情報によると、2022年のキャッシュレス決済利用率は36.0%でした。 思ったより少ない印象です。

その36%のうち、クレジットカード決済が30.4%となり、キャッシュレス決済のほとんどがクレジットカードということになります。 ここ数年で使える範囲が広がっているコード決済においては、2.6%となり、サービスが始まった2018年からは2.5%増、前年の2021年からは0.8%増となっています。

いまやお店の入口やレジ周りが、そのお店で使える決済方法のシールだらけになり、会計時にスマホの画面を見せている人が増えたような印象があるにもかかわらず、未だ浸透しきっていないのがもったいないように感じます。


キャッシュレス決済には便利がいっぱいです。何が便利かというと

  • ・財布を出して、お金を探す手間がない
     ちょっとした買い物や散歩程度なら、スマホかキャッシュレス決済用カードと免許証くらいの荷物で済みます。
  • ・アプリやインターネットサービスで支払った金額を見ることができる
     使ったお店の名前や支払った金額や時刻がアプリなどでリストでみることができます。
     家計簿アプリとも連携させれば、わざわざ自分で家計簿をつけることなくお金の管理ができます。
  • ・コード決済はクレジットカードに紐づけてポイントを二重、三重取りすることができる
     コード決済と相性のいいクレジットカードに紐づけることで、コード決済分と、クレジットカード払い分の両方のポイントが付きます。
     ポイントカード機能がついているものだと、さらにポイントカード還元分のポイントも付けられる店舗もあります。
  • ・キャッシュレスサービス連携の店舗やECサイトでお得に買い物ができる
     クレジットカードのインターネットサービスサイトやアプリから連携しているECサイトへ入ると、特別な割引があったりします。

便利がいっぱいのキャッシュレス決済ですが、最も注目したいのは「ポイント」です。

現金だと、ポイントカードがあるお店以外ではポイントがつかない上に、かなりの高頻度で通わない限り、なかなか貯まりません。
しかし、キャッシュレスは、何かしら支払のときにポイントが付くというメリットがあります。 そして、お店ごとのポイントではなく、支払いに使ったカードやコード決済アプリに統一してポイントが付くので、支払方法を統一していれば、普段のお買い物のほとんどにポイントというおまけがついてきます。

一番効率がいいポイントの貯め方は、
使用するコード決済を決めて、それと相性のいい(ポイント還元率が高い等)クレジットカードに紐づけて、コード決済が使える店舗ではコード決済での支払いを徹底し、コード決済ができない場合はクレジットカードで支払うという方法です。

コード決済をすると、コード決済クレジットカードのポイントの二重取りができます。
コード決済ができなくても、クレジットカード払いでカード払い分のポイントを獲得できるので取りこぼしがありません。


たかがポイント。されどポイント。
光熱費、携帯料金、スーパーでのお買い物、ガソリン代などなど…
計算してみてください。
還元率が0.5%や1%だったとしても、かなりのポイントになりますよね。
そして、貯まったポイントでお買い物をしたり、貯めたポイントで投資ができたりすると、自分へのボーナスみたいな感じがしてうれしいですよね。
利用するポイントサービスによっては、特典があったり、誕生月にポイント還元率が上がったりすることもあります。
自分へのボーナスを増やすためにも、支払いをひとまとめにするということが「ポイント」になります!!


決済方法をひとまとめにするメリットはまだあります。

クレジットカードの明細がほぼ家計簿になることです。
いつ、どこでいくら使ったかが、明細で一目瞭然です。ネット通販でのお買い物も同一カードで行えば記録漏れがありません。
そして、現金で支払ったものの記録を忘れずに行えば、それだけでその月の出費が見える化できてしまいます。

また、クレジットカードや銀行口座のインターネットサービスと連携している家計簿アプリを使えば、そのアプリで明細を見ることができる上に、自身で明細の項目等を編集すれば、支出の管理が思い通りになります。
家計簿に何度も挫折した方でもできる気がしませんか?

値上げ、値上げで苦しい時だからこそ、支出の見える化と効率的なポイント利用で、お得な生活を目指してみませんか?


おすすめ家計簿アプリ

キャッシュレス決済 おすすめ情報
『最新のおすすめキャッシュレス決済はどれ?10個のアプリを徹底比較』

あなたのスマホ、大丈夫ですか?

最近、電池の減りが早いな…
動作が遅くなってる気がするな…
知らない番号から電話やSMSがよく来るな…
身に覚えのないアプリが入ってるな…
ポップアップや奇妙なスクリーンセーバーが出るな…


このようなことが起こっている場合、ひょっとすると、スマホがハッキングされているかもしれません!!


「ハッキング」という言葉は、PCだけだと思っていませんか? 実はみなさんがいつも手元に持っているスマホもハッキングされることがあります。 冒頭の症状がでるというのは、ハッカーがスマホを操作していたり、マルウェアに感染しているからです。


そのような疑いがある場合は、直ちにモバイルセキュリティソフトでデバイスをスキャンしてください。


そして、以下のことを徹底するようにしましょう。

  • ・パスコードなど、デバイスのロックをかけ、パスワードやログイン情報をスマホ内に保存しない
  • ・公共のWi-Fiを使用しない
  • ・公共の場でデバイスを放置しない
  • ・常に最新情報をチェックする

また、下記のサイトなどで、マルウェアを含むアプリが日々確認、報告されています。 マルウェアを含むアプリを通して、持ち主がインストールしているアプリのリストやGPS位置情報など、あらゆる情報を収集しているそうです。 ゾッとします。
定期的なチェックでリスクを減らして、楽しくスマホを使いたいものですね。


マルウェアを含むアプリに関する情報
『Androidから急いで削除して。累計1億回ダウンロードされたマルウェアアプリのリストがこちら』
『iPhoneから削除しよう! 人気1位だったPDFアプリにマルウェアが潜んでいた』



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