メルマガ 2026年09月号
九月に入りましたが、今年の残暑はなかなか手強いようです。朝晩にわずかな秋の気配を感じる日もありますが、日中はまだエアコンが手放せません。
さて今月は、少し気恥ずかしい話から始めさせていただきます。弊社がこの春からGoogle広告に挑戦してみたものの、なかなか思うようにいかなかった話です。手探りで進めた分、分かったこともいくつかありましたので、お客様にもお伝えできればと思います。
あわせて、その広告費を無駄にしないために欠かせない「検索されたときに何が表示されるか」の話。そして最近ご相談の増えている、社内でのファイル共有についての整理をお届けします。
今月のメルマガは以下の3記事をお届けします。
「自社のサービスをもっと知っていただきたい」ということで、この春からGoogle広告に挑戦してみました。手探りで設定を組み、キーワードを並べ、広告文を書いて、配信を開始。
毎月、数万円ずつが静かに消えていきました。
そしてお問い合わせは、ほとんど届きませんでした。
これは困ったということで、管理画面のデータを一件ずつ調べてみたのですが、そこで見えてきたことが、案外どこの会社にも当てはまるのではないかと思いまして。今回はその話をさせていただきます。
その一 :思っていたのと違う検索に、広告が出ていた
Google広告には「検索語句レポート」というものがあります。実際にどんな言葉で検索した方に広告が表示されたのか、その一覧です。
開いてみたら、こんな言葉が並んでいました。
・レンタルサーバー会社の名前
・同業他社の社名
・「ホームページとは」といった調べもの
・技術的な用語やプラグインの名前
いずれも、ホームページの制作を検討されている方の検索ではありません。数えてみたところ、発注をお考えの方の検索に使えた広告費は、全体の一割にも届いていませんでした。残りは、弊社を探していない方に届いていたことになります。設定した覚えのないキーワードにまで、広告が広がっていたのです。
その二 :パソコンのほうが問い合わせにつながっていた
デバイス別の数字も見てみました。
スマートフォン:広告費の約7割 / 問い合わせ率 低い
パソコン :広告費の約3割 / 問い合わせ率 スマホの約1.8倍
パソコンからのほうが、問い合わせにつながりやすかったのです。にもかかわらず、広告費の七割ほどはスマートフォンに流れていました。
法人向けのサービスですから、じっくり検討される方はパソコンで調べる。言われてみれば当たり前なのですが、数字を見るまで気づきませんでした。
その三 :本命のキーワードが、そもそも表示されていなかった
「この言葉で来てほしい」と考えて設定していたキーワードがありました。ところが管理画面には、こう表示されていました。
「ほとんど表示されていない(品質スコアが低い)」
Googleは、キーワードと広告文とリンク先ページの関係性を採点しています。この点数が低いと、お金を出していても表示されにくくなる仕組みです。狙いを定めていたつもりで、その場所には立てていなかったわけです。
もし今、広告を出されているなら
「うちはどうだろう」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。お手元で確認できることが、ひとつあります。
Google広告の管理画面から、「検索語句レポート」をご覧になってみてください。
実際に何と検索した方に広告が表示されたのか、その一覧が出てきます。想像していたものとは違う言葉が並んでいるかもしれません。
やってみて分かったのは、「出せば来る」ものではないということ。そして中身を見なければ、どこに消えたのかすら分からないということでした。
餅は餅屋、ということかと思います。
ご検討中の方がいらっしゃいましたら、弊社の提携パートナーをご紹介できますので、担当までお声がけください。
前の記事の続きのような話です。
広告費を払って、検索結果に表示された。クリックしていただけた。では、その方が次にすることは何でしょうか。
多くの場合、こうです。
会社名で、もう一度検索する。
サイトを見て興味を持った。話を聞いてみようか。その前に、どんな会社か調べておこう。ごく自然な行動です。
■ そのとき、検索窓の下に何が表示されるか
Googleの検索窓に文字を入れると、その下に候補が並びます。「サジェスト」と呼ばれるものです。
御社の名前を入れたとき、どんな言葉が並ぶでしょうか。
「〇〇株式会社 評判」
「〇〇株式会社 ブラック」
「〇〇株式会社 やばい」
こうした候補が表示されると、それだけで見送られてしまうことがあります。広告費をかけて連れてきた方を、この一行で逃がしていることになります。
■ なぜそうなるのか
この候補は、Googleが自動的に決めています。その言葉が実際に検索された回数、関連性、そのほかいくつかの要素から機械的に選ばれます。
つまり、悪意のある誰かが仕組んだわけではなく、たまたま誰かが調べた言葉が定着してしまうことがあるのです。
そして厄介なことに、これは採用活動にも影響します。応募を考えている方も、必ず社名を検索します。
■ 対策できます
このサジェストは、対策が可能です。弊社では、アーク事業部でこのサービスを提供しております。
まずは、御社の名前を検索してみてください。
何も表示されなければ問題ありません。気になる候補が出てきた場合は、担当までご連絡ください。現状を確認したうえで、対応方法をご説明いたします。
最近、ぽつぽつとご相談をいただくのがこのテーマです。
「社内のファイル、どこに置くのがいいのか」
絶対の正解はありません。会社の規模、扱うデータの大きさ、予算、そして災害への備えをどこまで見るかで変わります。今回は選択肢を整理してみます。
1. NAS(社内に置くファイルサーバー)
よいところ
・データが社外に出ません。機密性の高い書類を扱う場合は安心です
・社内のネットワークで完結するため、公衆回線を経由しません
・大きな画像や動画も、待たされずに開けます
注意が必要なところ
・災害に弱いという弱点があります。火災、浸水、地震。社屋が被害を受ければ、データも一緒に失われます
・機器の寿命があります。数年に一度の入れ替えが必要です
ここが許容できるかどうかが、判断の分かれ目になります。
もし社内設置の速さを取りたいけれど災害が気になる、という場合は、NASのデータをクラウドへ自動でバックアップする方法があります。普段は社内で高速に使い、万一のときはクラウドから戻す。この組み合わせは、現実的な選択肢のひとつです。
2. クラウドで共有する(Microsoft 365 / Google Workspace)
世の中の流れとしては、こちらが主流になりつつあります。
よいところ
・災害でデータを失う心配がほぼありません
・外出先や自宅からも同じファイルを開けます
・メールとファイル共有をまとめて解決できます
注意が必要なところ
・利用人数ぶんの月額費用がかかります。人数が増えるほど負担も増えます
・大きなファイルは、回線の速度に左右されます
コストとの兼ね合いになりますが、メールとファイル共有を一度に整理できる点は大きな利点です。
なお、メールにつきましては——弊社でも現在、独自のウェブメールサービスを準備しております。近くご案内できる見込みですので、もう少しだけお待ちください。
3. その中間 ― まずは手頃に始めたい場合
「クラウドは気になるが、そこまでの費用はかけられない」
「まずはファイル共有だけ何とかしたい」
こうした場合には、XSERVERドライブのようなサービスがあります。比較的手頃な費用で、まとまった容量を利用できます。小規模な事業者様が最初の一歩を踏み出すには、扱いやすい選択肢だと考えています。
■ 迷われたら、ご相談ください
どれを選ぶかは、御社の状況によって変わります。
1. 今、どこにどれだけのデータがあるのか
2. 何人で共有するのか
3. 外からも使いたいのか
この三点が分かれば、おおよその方向はご提案できます。
導入のお手伝いも承っております。機器の選定から設定、既存データの移行まで、まとめてお任せいただけます。「そもそも今どうなっているのか分からない」という状態でも構いません。現状の確認からお手伝いします。