メルマガ 2023年7月号
今年も楽しいイベントが目白押しの季節が近づいてきました!夏のご予定はもう立て始めていますか?今年はやっといろんな制限から解放されるので、楽しみで仕方がないという方も多いかと思います。
そんな夏をさらに盛り上げる特集がアテンドパークでも始まっています。ぜひ参考にして今年は思い出たっぷりの夏にしましょう!!
今月のメルマガは以下の3記事になります
夏祭り特集開催中です!!
県内各地で開催される彩り鮮やかな花火大会や暑さを吹き飛ばす夏祭りなどの旬のイベントに合わせて、花火が舞うゴージャスなデザインの特集ページと選べるオシャレなイベントカードで自社をガッチリPR!!
アテンドパークは県内ユーザーから多数のアクセスがあり、登録件数は12,700件超え!
中でも県民が一年で最も楽しみにしている花火の特集ページだから、注目度も効果もバツグンです!!
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この季節、パソコンやスマートフォンからの検索キーワードはやはり地域の祭りや花火が多くなります。 特に今年はコロナが5類に移行したこともあり、多くの方がイベントに出かけることが予想されまするので、検索数UPも期待できます。
アテンドパークも季節に合わせて夏を賑わす元気な企業/店舗様をワッショイとご紹介いたします! さらなる自社のPRや、自社ホームページアクセス数UPなど様々な効果が見込めますよ。 期間限定、今が旬の夏祭り特集は、現在絶賛公開中です!
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ついに来たWi-Fi7
Wi-Fi6を導入してそれほど間がないかもしれませんが、新規格のWi-Fi7対応の法人向け無線LANアクセスポイントが登場します。
受注開始は今年の9月、出荷開始は今年の10月を予定しているということです。
新規格のWi-Fi7って何がスゴいの?
・MLO(Multi-Link Operation)に対応
Wi-Fi6やWi-Fi5などの旧規格では、デバイスは2.4GHz・5GHz・6GHz(Wi-Fi6以降のみ)の1つのWi-Fi帯域にのみ接続が可能で、接続する際に低速の帯域を選択してしまうと、速度が制限されてしまう場合がある上に、選択しなかった方の帯域は未使用状態になります。5Gが使えるところにいるのに、敢えて3Gに接続しているような状態です。
なんとももったいない話です。
そんな「もったいない」を解決してスイスイ、サクサクで遅延の少ないデータ通信を可能にするのがMLO(Multi-Link Operation)です。
MLOは、デバイスとアクセスポイントの間で複数(Multi)のリンク(Link)を確立し、2.4GHz・5GHz・6GHz帯域に同時に接続(Operation)するということで、処理できるデータ量が向上し、通信の遅延を減らすことができます。
VRやAR、オンラインゲームやリモートオフィス、クラウドコンピューティングなどの高速で大容量のデータ通信が求められる場面アプリケーションには最も適しています。
もちろん、スイスイサクサクの理由はそれだけではありません。
・320MHzワイドチャンネル
このチャンネル幅というのが、よく車線にたとえられるのですが、これまでの160MHzというチャンネルは、いわば4車線の道路で、それでも十分速いのですが、 320MHzになることで、2倍の8車線道路になったという感覚です。一気に交通量が変わって、渋滞がかなり減る印象ですね。
・4096-QAM
QAMはデータを信号に変える方式なのですが、これまでで最大の1024-QAMに比べて1回で変調できるデータの量が20%増えました。
要するに、8車線の道路で、これまでより20%多い荷物が詰めるようになったトラックが渋滞なしでスイスイと走り抜けていくということになり、 その環境で送れるデータ量は1秒間で40Gbとなります。
これまでは最大9.6Gbpsだったので、4.8倍の速度になります。とても効率がいいですね。
つながりやすさも向上
・16×16 MU-MIMO(Multi-User Multiple-Input Multiple-Output)
従来は、複数のデバイスがルーターに同時接続することができず、1台ずつ順番待ちをしていました。 しかし、MU-MIMOではアンテナの適切な割り当てを行い、アンテナを介して多重の波形を送信して複数デバイスへ同時にサービスを提供します。Wi-Fi7では16個の通信経路(ストリーム)で送受信で使用することができ、すなわち最大16台のデバイスが同時通信可能になります。これまでの2倍繋がりやすくなります。
その爆速のWi-Fi7を最大限に活用するために発売されるのがNEC QX-W1240です。
(画像 日本電気株式会社)
従来のUNIVARGE QXシリーズの機能を継承しつつ、Wi-Fi7対応でアップリンクポートに10GBASE-Tポートを搭載、 2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの周波数帯を使い分けて混雑の少ない通信ができるようになります。
といっても、Wi-Fi7対応のアクセスポイントはまだまだ出始めたばかり。Wi-Fi6もこれからなのに(個人の感想です)。
接続台数とアテンドを考慮しますと、ビジネス用途でおすすめできるのはやはり各社が法人向けに提供しているアクセスポイントになります。
しかしながらWi-Fi6対応のアクセスポイントはお値段ぐっと高め、そして出始めのWi-Fi7対応は30万円超えでございます...
普及すれば価格もこなれてくるものと願っていますが、現在のアテンドおすすめアクセスポイントを紹介いたします。
BUFFALO WAPM-AX4R(Wi-Fi6対応)税抜49,800円
(画像 株式会社バッファロー)
BUFFALO社の法人向けアクセスポイントは、多く扱った経験からも安定した運用においてはかなり信頼しています。
そしてこのWAPM-AX4RはWi-Fi6対応で、1台で256台同時接続可能と非常に多くの端末を1台でカバーできます。
安定運用においては、干渉波自動回避機能やDFS障害回避機能と呼ばれる無線の切断を防ぐ機能などで、やはり業務用途での利用に特化していますね。
ゲストWi-Fiが提供できることも要チェックです。
YAMAHA WLX222(Wi-Fi6対応)税抜54,000円
(画像 ヤマハ株式会社)
なんと白と黒からカラーを選べます。アクセスポイントはいかにもなデザインがほとんどですが、その中においてはおしゃれですし2色から選べるので内装に合わせやすいですね。このWLX222も同時接続140台と多数の端末接続ありきで設計されており、以前のモデル比で1.8倍高速な通信とのこと。
オフィスもパソコンだけでなくスマートフォン端末が当たり前の時代において頼りになりますね。
Meraki Go GR12 Wi-Fi6アクセスポイント 税抜27,450円(2023年6月amazon.co.jp)
(画像 favyストア)
Cisco社がスモールビジネス向けに展開しているシリーズ、1台当たり25名程度以下のスペースでの利用を想定と上記2機種よりもスモールになりますが、複数台で範囲を広げるなどの対応が可能。設定もスマートフォンで容易にできてゲストWi-Fi提供も可能、管理アプリがすぐれもので離れた場所でも状況を確認し設定変更など柔軟に対応できます。
屋外向けモデル(GR62)もラインナップしており、テラス席のある店舗やさほど広くないスペースでの利用においては良い選択になると思います。
今回は目新しさでWi-Fi7について紹介いたしましたが、Wi-Fi7対応のNECさんのUNIVERGE QX-W1240、どんなものか使ってみたいですね。
個人が試しに利用できる価格ではありませんが(税抜330,000円)、アクセスポイント業界の今後が非常に気になります。
既存のWi-Fi環境の問題やお困りごとなどがございましたら、現地調査から用途やご予算に合わせたご提案までお気軽にアテンドまでご相談ください。
接続する端末や台数、現在の電波状況を調査、快適かつ安定したWi-Fi環境を構築いたします。
ちゃんと知ってる?SSLのこと
GoogleがChromeのHTTPS通信をしていることを示す錠アイコンを変更することを予定していると発表しました。 (HTTPS通信とはSSL証明書のついたサイトとの暗号化した通信のことです。)
新たに使用されるアイコンは「tune」というもので、「設定」を意味しているそうです。
なぜ錠アイコンからtuneアイコンに変更するのかというと、ほとんどのユーザーが錠アイコンの意味を正しく理解していないからだそうです。
じゃあ、そもそもSSLって何?
SSLとはSecure Socket Layerの頭文字をとったもので、直訳すると「安全な受け口の層」となります。 どう安全かというと、通信を暗号化することができるということです。
仕組みは、閲覧しているブラウザと、閲覧しているサイトがあるWebサーバーとの間の通信を、二者間共通の鍵を使って暗号化して、他からは情報を盗みれないようにするというものです。
その共通の鍵はSSL証明書というものに含まれています。
SSL証明書は認証局(CA)という第三者機関に発行してもらう必要があります。
その証明書をもらうことで、通信先のサーバー(ドメイン)が実在することと、暗号化された通信が保証されます。
逆に言うと、SSL(HTTPS通信)というものは、実在するサーバーと自身が閲覧しているブラウザとの間の通信を暗号化しているというだけのものなのです。(もちろん大事なことなのですが)
おそらく、多くの方が「SSLがついていると安全」という言葉で「SSLがついているサイト=悪質なサイトではない」という誤った解釈をしてしまっていると思います。
先述の通り、サーバー(ドメイン)が実在することが証明されるだけで、決してサイトの信頼性を保証するものではありません。
SSLのついた(HTTPS通信の)悪質なサイトで個人情報を入力してしまえば、他者は情報を盗み取ることはできませんが、悪質なサイトの運営者はそっくりそのまま情報を受け取ることができてしまいます。
要するに、通信の安全性(SSL/HTTPS通信)とサイトの信頼性はまったく別次元の話なのです。
そして、それが今回Googleがアイコンを変更する理由となります。
現在は95%程度のサイトがHTTPS通信をしていて、珍しいものではなく、むしろ当たり前になっています。
そのため、GoogleはSSL(HTTPS通信)に特別な意味を持たせる必要がないと判断したということです。
ちなみに、錠アイコンをクリックしたことはありますか?
実は錠アイコンをクリックすると、そのサイトのセキュリティを確認したり、権限設定を変更したりすることができます。
確かに、tuneアイコンであれば、何らかの設定ができるとユーザーに認識してもらいやすそうですね。
では、いつから変更になるのか?
9月上旬リリース予定のChrome 117から変更になるそうです。
実装対象は、PC版とAndroid版のChromeで、iOS版Chromeでは、現行の錠アイコンをタップしても何も起こらないので、アイコン自体を削除するそうです。
HTTPS通信でないサイトでは、これまで通り「保護されていない通信」の警告メッセージが表示されるそうです。
アイコンが変わることで、ユーザーの「SSLがついているサイト=悪質なサイトではない」という間違った認識を正すほどの影響力があるかはわかりませんし、そもそもアイコン存在にすら気づいていないユーザーもいるかもしれませんが、少しでもユーザーをネット上で危険から遠ざけようということを、Googleが日々考えて進歩し続けているという姿勢が見て取れます。
ユーザーである私たちも、日々新しい情報を得て、正しい知識を身につけて安全に利用するように心がけたいものです。
おまけ
悪質なサイトにひっかからないように、「フィッシング詐欺対策協議会」が公開している『マンガでわかるフィッシング詐欺対策 5 ヶ条』も併せてご覧ください。